研究課題
基盤研究(B)
水疱性類天疱瘡は、全身に表皮下水疱が多発する高齢者に後発する皮膚疾患である。本症では、抗基底膜に対する自己抗体が存在するため、自己免疫性水疱症と理解されている。今回の研究で、BP230ノックアウトマウスの作成、ならびに表皮のみでBP230が欠損するコンデショナルノックアウトマウスの作製を行った。その結果、BP230は筋肉で重要な役割を演じていることが明らかとなった。また、表皮真皮の結合に寄与していることも明らかとなった。
皮膚科学