研究課題
本研究課題は以下の3つのテーマについて実施する3施設の共同研究で、4カ年のうちの最終年度の研究実績の概要を示す。(1)「NIS-Tgマウスの高発現ラインの近交系樹立」:川崎医科大学で本研究代表者が担当した単独研究。最終年度は、前年度の計画を継続した。すなわち、NIS高発現Tgマウスを8週齢から16週齢くらいまで交配させ、妊娠期間が3週間なので、約3から4か月で1世代、年で3から4世代、4年で12から16世代進めることを研究開始時からの目標としてきた。最終年度末現在、17世代目まで交配が進み、当初の目標は達成できた。また、申請時の予定では、交配はヘテロ交配のみの予定であったが、より高い発現系の可能性のあるホモ交配への切り替えに成功した。さらに、本研究成果を他の研究者にもより広く活用してもらえるよう、本研究課題で樹立した近交系統のトランスジェニックマウスをバイオリソースセンターに寄託することも検討している。(2)「幹細胞シート移植後の生体内シート機能定量的評価」:国立循環器病研究センターとの共同研究。昨年度、共同研究者と連携研究者が異動により相次いで本共同研究を外れた。代わりに大谷を新たに共同研究者に加え本研究テーマの継続を試みたが、引き継ぎが難しく新たなデータは得られなかった。(3)「被ばくマウス救命における幹細胞移植の意義と解明」:放射線医学総合研究所との共同研究。昨年度すでに終了したため、最終年度は研究を実施しなかった。
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件) 備考 (1件)
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