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2016 年度 研究成果報告書

Nrf2は歯周病菌による自然免疫活性を制御し,肥満性肝疾患の発症と進展を予防する

研究課題

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研究課題/領域番号 26293284
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 外科学一般
研究機関筑波大学

研究代表者

鬼澤 浩司郎  筑波大学, 医学医療系, 教授 (60194578)

研究分担者 柳川 徹  筑波大学, 医学医療系, 准教授 (10312852)
酒井 俊  筑波大学, 医学医療系, 講師 (30282362)
磯辺 智範  筑波大学, 医学医療系, 准教授 (70383643)
蕨 栄治  筑波大学, 医学医療系, 講師 (70396612)
正田 純一  筑波大学, 医学医療系, 教授 (90241827)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード脂肪性肝炎 / 生活習慣病 / LPS / 歯周病菌 / 腸内細菌
研究成果の概要

NASHの発症機序には,腸内細菌叢の異常,歯周病菌の感染,それに関連した肝へ流入するLPSの増加が指摘されている.p62:Nrf2遺伝子の二重欠損マウス(DKO)はNASHを発症する.そこでDKOを用いて,腸内細菌叢と腸管上皮バリア機能の異常に主眼をおき検討した.In vivo解析-糞便と血清中LPS濃度はDKOで増加していた.腸内細菌叢では,DKOでグラム陰性菌が増加していた.腸管透過性はDKOで亢進していた.In vitro解析-細胞膜抵抗とタイトジャンクション蛋白発現はNrf2欠損により低下した.DKOのNASH発症には,グラム陰性菌の増加と腸管上皮バリア機能の脆弱性が重要な因子である.

自由記述の分野

口腔外科学

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公開日: 2018-03-22  

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