研究課題/領域番号 |
26293286
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 東京大学 (2015-2016) 京都大学 (2014) |
研究代表者 |
佐藤 雅昭 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (00623109)
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研究分担者 |
毛受 暁史 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (30527081)
青山 晃博 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60379047)
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研究協力者 |
宮本 英
高萩 亮宏
川島 光明
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 肺移植 / 慢性拒絶 / RAS / BOS / リンパ組織新生 / 抗ドナー特異抗体 / 抗体関連拒絶 |
研究成果の概要 |
Restrictive allograft syndrome (RAS)は研究代表者(佐藤)らが2010年に提唱した予後不良な肺移植後慢性拒絶だが、その発症機序について「外界に暴露された臓器である肺は移植後様々な刺激によってリンパ組織化する」との仮説に基づき研究を進めた。ラット肺移植を行い作成したRASモデルでは、肺内リンパ組織新生に伴う肺内局所での抗ドナー抗体産生を証明した。またRASの病態には上記の液性拒絶が重要であり、逆に従来型の気道中心の慢性拒絶に気道の感染等の炎症が重要であることを示した。さらにマウス気管移植モデルを用い、気道中心の炎症が直接線維芽細胞を活性化させる機序を見出した。
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自由記述の分野 |
呼吸器外科
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