研究課題/領域番号 |
26293307
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
平川 弘聖 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 医学部附属病院長 (40188652)
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研究分担者 |
八代 正和 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (60305638)
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研究協力者 |
福岡 達成 , 大学院生
森崎 珠実 , 大学院生
木下 春人 , 大学院生
増田 剛 , 大学院生
笠島 裕明 , 大学院生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | スキルス胃癌 / 難治癌 / オートファジー / 癌幹細胞 / クロロキン |
研究成果の概要 |
スキルス胃癌は難治性の癌である。スキルス胃癌難治性の病態を癌幹細胞のオートファジーの観点から解明することを目的とした。スキルス胃癌幹細胞は、LC3A、LC3Bの発現が高く、オートファジーが亢進していた。また、酸化ストレスによりオートファジーが誘導された。クロロキンを用いてオートファジーを抑制することにより癌幹細胞増殖が有意に抑制された。また、胃癌組織のLC-3、beclin-1、p62の発現を評価した結果、オートファジーは、スキルスや転移と相関していた。以上から、スキルス胃癌癌幹細胞はオートファジーが関連しており、オートファジー抑制により癌幹細胞の増殖や転移が抑制されることが示唆された。
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自由記述の分野 |
腫瘍外科
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