研究分担者 |
清水 敦史 和歌山県立医科大学, 医学部, 学内助教 (00637910)
川井 学 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (40398459)
岡田 健一 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (50407988)
尾島 敏康 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (60448785)
廣野 誠子 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (60468288)
宮澤 基樹 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (90549734)
谷 眞至 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (60236677)
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研究成果の概要 |
膵癌患者3症例の末梢血単核球よりセンダイウイルスベクターを用いてYamanaka 4 factorを導入しiPS細胞を誘導した.その後iPS細胞からの樹状細胞 (DC) への分化誘導を行った.健常人と膵癌患者で得られたiPS細胞由来DCの細胞表面マーカー,抗原提示能および遊走能は同等であった。さらに膵癌患者iPS-DCにカクテルペプチド(KIF20A, MUC16, Mesot helin, VEGFR1/R2)をパルスし,in vitroで細胞傷害性Tリンパ球を誘導したところ,患者由来の膵癌細胞を特異的に傷害することを世界で初めて確認した.
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