研究課題
研究項目1)鋳型基材の生物学的安全性評価鋳型基材として使用しているシリコーン樹脂と3Dプリンター造形物のアクリル樹脂に関して、細胞レベルでの毒性試験を行い問題がないことを確かめた。また、ビーグル犬を用いた動物皮下への埋め込み試験において、炎症などがないことを確かめることができ、臨床評価に向けた生物学的安全性を有していると判断できた。研究項目2)試作品の生体外機能耐久性試験ステント付バイオバルブについて、生体外模擬回路を用いて拍動流下での機能試験を実施し、心臓弁として良好な機能を有していることを確認した。研究項目3)バイオバルブの肺動脈弁移植機能評価ヤギの皮下に鋳型基材を埋め込むことで、2か月後にバイオバルブ心臓弁を得ることができた。これを心停止下でヤギの肺動脈弁置換をすることに成功した。半年以上の生存を良好な弁機能を維持しながら継続している。
2: おおむね順調に進展している
当初の計画に全て着手でき、良好な結果が得られれいる。
特に変更の必要はない。
予定していた研究の一部が年度をまたぎ、請求が次年度となったため。
請求書は既に届いており、次年度の様式が確定次第支払いを行う。
すべて 2015
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 3件)
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