研究課題/領域番号 |
26293321
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 熊本大学 (2017) 東京大学 (2014-2016) |
研究代表者 |
武笠 晃丈 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (90463869)
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研究分担者 |
田中 將太 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80643725)
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連携研究者 |
齋藤 邦昭 杏林大学, 医学部, 助教 (50446564)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 悪性神経膠腫 / ゲノム / エピゲノム / 腫瘍内多様性 / 治療抵抗性 |
研究成果の概要 |
神経膠腫の悪性化機序を理解し、これに対応した治療戦略を構築するため、次世代シークエンサーなどを用いたオミクス解析技術を駆使し、再発・悪性転化を遂げた神経膠腫の初発・再発時の計122腫瘍検体の比較解析を行った。悪性転化に伴うメチル化の変化では、G-CIMPの特定のゲノムDAN領域の脱メチルが特徴的であった。これら脱メチル化領域は遺伝子の転写調整には無関係である部位に多かった。悪性化に伴い発現変化している遺伝子は、細胞周期に関連したもの多かった。Temozolomide治療後の hypermutator phenotype が観察されるほか、PI3K-AKT経路関連分子の遺伝子異常を高率に認めた。
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自由記述の分野 |
脳腫瘍
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