研究課題
基盤研究(B)
3つのモデル動物を比較することで、IL-1aとIL-6産生能においてMincleとNLRsが 重要であることを見いだした。これらが引き起こす自然炎症は、ミュラー細胞由来と思われる内在性の先祖帰り細胞を活性化させていた。これらの細胞を純化後にプロテオミクスで検討した結果、DRP-2, DRP-3のロングアイソフォームを特異的に発現していることを突き止めた。更にマウス網膜からミュラー細胞を単離培養しDRP-3、DRP-2を加えると細胞分裂能が増加したが、ネスチンの発現まで至る細胞は一部にとどまっていた。二つのタンパクが重要であるが、他の候補タンパクも存在し、それらとの相互作用が重要と考えている。
眼科、免疫学、網膜硝子体疾患、ぶどう膜炎