研究課題/領域番号 |
26293398
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
高見 正道 昭和大学, 歯学部, 教授 (80307058)
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研究分担者 |
小林 隆志 大分大学, 医学部, 教授 (30380520)
山田 篤 昭和大学, 歯学部, 講師 (50407558)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 歯周病 / 骨 / 破骨細胞 / LPS / 炎症 |
研究成果の概要 |
歯周病では、破骨前駆細胞が破骨細胞に分化し歯槽骨を吸収すると考えられているが、それらの破骨前駆細胞がいかなる性質をもつか詳細は不明である。我々の解析の結果、破骨細胞に分化する能力を持つ細胞は、骨髄、脾臓、および血液中に存在するが、それぞれの性質は大きく異なることが判明した。さらに、菌体成分であるLPSをマウスに投与して炎症を誘発すると、破骨細胞への分化能を有する細胞が脾臓で増加した。以上の結果から、破骨細胞に分化できる細胞は生体内に複数種類存在し、それらは炎症によっても大きく変化することが明らかになった。これは歯周病に伴う骨破壊のメカニズムの一部と考えられる。
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自由記述の分野 |
歯科薬理学
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