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2017 年度 研究成果報告書

低酸素発光プローブを利用した培養口腔粘膜作成過程に最適な低酸素ニッチ環境の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 26293420
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 歯科医用工学・再生歯学
研究機関新潟大学

研究代表者

泉 健次  新潟大学, 医歯学系, 教授 (80242436)

研究分担者 飛田 成史  群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (30164007)
前田 健康  新潟大学, 医歯学系, 教授 (40183941)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード低酸素 / 再生医療 / 口腔粘膜 / 角化細胞 / 幹細胞ニッチ
研究成果の概要

移植用培養口腔粘膜上皮組織内の酸素濃度の定量のために、大気中の酸素濃度下で平面培養した細胞を細胞密度とカルシウム濃度を操作しながら、500nM に調整したBTPDM1というイリジウム錯体で構成されるりん光プローブを用いて、りん光寿命イメージング測定装置で細胞内酸素濃度のキャリブレーションを行った。その結果、細胞内酸素濃度は細胞のサイズに依存する傾向があり、角質層が形成されても、平面培養では基底細胞層の細胞が極端な低酸素には陥らなかった。これにより、3次元培養されている培養口腔粘膜の酸素濃度は、細胞の分化度と角質層の出来に影響を受けることが示唆された。

自由記述の分野

再生歯学

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公開日: 2019-03-29  

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