研究分担者 |
岸本 晃治 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (40243480)
志茂 剛 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (40362991)
吉岡 徳枝 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (50362984)
伊原木 聰一郎 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (80549866)
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研究成果の概要 |
癌の骨破壊における骨微小環境の癌関連線維芽細胞は血管新生や破骨細胞の制御に重要と考えられる。骨の癌関連線維芽細胞の網羅的遺伝子解析の結果,RANKLや血管新生因子(VEGF, MMPs, IL-X, TNF, PGEなど)の発現更新を認めた。各種血管新生阻害薬のスクリーニングから,候補となった銅イオンを制御するAmmonium tetrathiomolybdate(TM)は口腔癌骨破壊モデルの破骨細胞形成を抑制し,さらにCetuximabの抗腫瘍効果を増強し骨破壊を抑制した。In vitroでは骨系細胞のRANKLの抑制と血管新生阻害を介して破骨細胞形成を抑制していることが明らかとなった。
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