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2015 年度 実績報告書

五島市における口腔と全身健康状態の相互関連性に関する追跡調査

研究課題

研究課題/領域番号 26293443
研究機関長崎大学

研究代表者

齋藤 俊行  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (10170515)

研究分担者 林田 秀明  長崎大学, 病院(歯学系), 講師 (20238140)
前田 隆浩  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (40284674)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード予防歯科学 / 歯周病
研究実績の概要

2015年、5月、6月:玉之浦、奈留島にてのべ5日間、283人の住民の口腔と全身の健康状態の相互関連性に関する下記の調査を行った。①口腔の健康診査の実施(齋藤、林田、川崎らが担当)・硬組織診査(う蝕、補綴の状況等)・歯周組織検査(歯周ポケット、クリニカルアタッチメントロスの測定、プロービング後の出血、Plaque Index等)・口腔衛生習慣やGOHAI(General Oral Health Assessmet Index:口腔に関連した健康関連QOLの測定尺度)に関するアンケート調査・刺激唾液をサンプルとした歯周病細菌の同定②全身の健康診査の実施(前田が担当)・採血、採尿・一般的な成人健診の検査・生活習慣に関するアンケート調査:喫煙、飲酒、運動、肥満、ストレス等・動脈硬化に関する詳細な検査頸動脈超音波検査(内膜中膜複合体厚intima-media thickness; IMTの測定)、頸動脈プラークの有無、狭窄の有無、血圧脈波検査装置による心臓足首血管指数(CAVI)および指尖脈波計による血管年齢の評価指尖脈派の測定・血液生化学検査の実施(前田が担当)ルーチンで実施される、ヘモグロビンA1c、AST、ALT、ALP、コリンエステラーゼ、高感度CRP、脂質(LDLコレステロール、HDLコレステロール、酸化LDLコレステロール、中性脂肪)、ホモシステイン等の測定を行ない、残った血清は -80°Cのディープフリーザーに保管している。さらにリウマチ関連因子についての分析を開始したところである。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

2015年度は上記の健診を実施し健診結果、唾液検査や血清などものサンプルについて分析を始めたところである。一方、長崎大学に設置されているサーバーに接続し、被験者のデータを分析するための基本システムを構築し、データの流し込みを行い、被験者への結果返しに利用した。更に今年度は医科健診結果とのリンケージを予定している。よって計画は順調に進展している。

今後の研究の推進方策

今年度の被験者のデータ入力を行い、健診結果の住民への説明会に用いるとともに分析を進めていく予定である。

次年度使用額が生じた理由

次年度使用額の使用計画

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公開日: 2017-01-06  

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