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2014 年度 実績報告書

交代制勤務看護師の疲労構造の解明と健康管理プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 26293452
研究機関県立広島大学

研究代表者

折山 早苗  県立広島大学, 保健福祉学部, 教授 (20457203)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2019-03-31
キーワード交代制勤務 / 看護師 / 16時間夜勤 / 眠気 / 疲労感
研究実績の概要

本研究は、16時間夜勤に従事する看護師を対象として、長時間夜勤に伴う疲労構造を解明し、看護現場に適応可能な健康プログラムの構築を目指している。
平成26年度は、20歳台の成人女性12人を対象として、16:00-翌09:00の看護師の勤務・休息モデルを作成し、複数回仮眠をとる条件と仮眠をとらない条件の4条件を実験室にて実施した。測定項目は、主観的・客観的指標にて、疲労度や眠気、作業効率ならびにエラー状況を測定した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初、研究協力者を15人募集し、2年間で測定、解析をする予定であったが、既に12人の測定を順調に終え、データ入力ならびに解析の準備状況にある。

今後の研究の推進方策

収集したデータを入力し、解析を行い、複数の仮眠をとることにより、疲労、眠気、作業効率に及ぼす影響を身体面ならびに生活面から明らかにする予定である。また、これまでの実験結果を学会で発表し、論文を作成する予定である。

次年度使用額が生じた理由

実験1回につき、被験者を5人と予定していたが、測定者の負担を考慮して、被験者を4人とした。そのため、測定にかかる経費を抑えることができた。

次年度使用額の使用計画

測定データの解析結果によっては、さらに被験者が必要となってくる。そのため、被験者への謝金を計上している。また、研究成果を学術学会で発表する為、旅費および論文作成にかかる翻訳・校閲費を計上している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 夜間にとる120分間仮眠がその後の昼間睡眠、夜間睡眠に及ぼす影響2014

    • 著者名/発表者名
      折山早苗、宮腰由紀子、小林敏生
    • 学会等名
      第58回中国四国合同産業衛生学会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      2014-11-30

URL: 

公開日: 2016-06-01  

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