研究課題/領域番号 |
26293459
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
濱田 珠美 旭川医科大学, 医学部, 教授 (00374273)
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研究分担者 |
石川 洋子 旭川医科大学, 医学部, 特任准教授 (30550660)
榊原 純 (小西純) 北海道大学, 大学病院, 講師 (50374278)
西村 直樹 聖路加国際大学, 聖路加国際病院, 医長 (60572203)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 症状クラスター / 進行非小細胞肺がん / リダクション / ライフサポートプログラム / 症状マネジメント / 実用性試験 |
研究実績の概要 |
平成29年度の目的は、進行非小細胞肺がん患者(Non-Small Cell Lung Cancer: NSCLC)を持つ人の累積負担モデルに基づき考案したFatigue/anorexiaクラスターとPainクラスターに焦点化した「進行非小細胞肺がん患者への症状クラスターリダクションライフサポートプログラム評価(実用性試験)」を実施し評価することである。 研究デザインは、一群比較前後試験。首都圏と関東以北の大学病院、総合病院における呼吸器内科(呼吸器センター)で通院治療を受ける進行非小細胞肺がん(Stage IIIBまたはIV、再発)患者15人予定とし、リクルートを行った。適格条件:1)主治医により紹介され、認知に障害がない患者。2)紙面と口頭で十分な説明を受けた後、患者本人の自由意思による文書に同意署名した患者。3)ベースライン時の症状評価において、Fatigue/anorexiaクラスター(食欲不振、眠気、だるさ・疲れ、味覚の変化、口渇)とPainクラスター(痛み、不安、悲しみ)の症状のうち、いずれかを1以上と評価した患者。除外条件:紹介時または研究参加時点において、耐え難い身体的・精神的苦痛がある患者などとした。介入:同意後ベースラインデータ収集後、30分の教育的冊子によるレクチュア後、提案方策を患者が選択し実施すること2Wとし、最終10Wまでの間に電話相談を5回で構成した。実用性評価は、脱落率:研究同意後の参加者数のうち、10Wの研究参加期間に離脱、追跡不能となった参加者の割合などとした。 結果、先行する1施設で参加者7名の参加と介入が進行中である。実用性の評価を進めているが、脱落率は0%であり、2施設目は倫理審査の承認を得て、実施体制を構築中である。 当該年度末までには、研究実施中の限界があるが、これまでの脱落率から本プログラムの実用性は概ね良好と考える。しかし、評価を継続していくことが課題とし残った。
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現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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次年度使用額が生じた理由 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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次年度使用額の使用計画 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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