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2016 年度 研究成果報告書

日独の児童虐待対応に関する実証的比較研究―責任共同体としての司法と児童福祉

研究課題

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研究課題/領域番号 26301011
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分海外学術
研究分野 新領域法学
研究機関早稲田大学

研究代表者

岩志 和一郎  早稲田大学, 法学学術院, 教授 (70193737)

連携研究者 吉田 恒雄  駿河台大学, 法学部, 教授 (90147918)
高橋 由紀子  帝京大学, 法学部, 教授 (30248918)
研究協力者 ミュンダー ヨハネス  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード児童虐待 / 子の福祉の危険化 / 親権制限 / 児童保護
研究成果の概要

ドイツでは、2000年代に入って度重なる法改正により、「子の福祉の危険化」の回避という概念の下で、児童虐待防止に向けたシステムが集中的に構築されたが、実際には少年局の取扱いの件数や、家裁の親の配慮の剥奪の数が減ることはなかった。しかし、ドイツ全般の調査の結果からは、少年局と家庭裁判所の間では、手続的により密接な連携が組み上げられ、両機関の行動の多様性を、適法かつ効果的に拡大してきていることが分かった。また、ベルリンでの調査からは、少年局や裁判所を含め、多機関、多専門職の間の支援や情報提供のネットワークが整備され、早期の危険回避に効果を上げていることが分かった。

自由記述の分野

民事法

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公開日: 2018-03-22  

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