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2017 年度 実績報告書

EU諸国等における学校基盤の包括的健康教育カリキュラムの研究―地域と協働する学校

研究課題

研究課題/領域番号 26301039
研究機関西九州大学

研究代表者

赤星 まゆみ  西九州大学, 子ども学部, 教授 (50150975)

研究分担者 ヤマモト ベバリーアン  大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (10432436)
吉田 成章  広島大学, 教育学研究科, 准教授 (70514313)
石黒 万里子  東京成徳大学, 子ども学部, 准教授(移行) (90510595)
青木 研作  東京成徳大学, 子ども学部, 准教授(移行) (20434251)
松本 大輔  西九州大学, 子ども学部, 准教授 (20624498)
高橋 洋行  松山東雲短期大学, その他部局等, 講師 (90593616)
大庭 三枝  福山市立大学, 教育学部, 准教授 (50413539)
藤岡 美香子  東海大学, 経営学部, 講師 (10350240)
宮古 紀宏  国立教育政策研究所, 生徒指導・進路指導研究センター, 主任研究官 (60549129)
帖佐 尚人  鹿児島国際大学, 福祉社会学部, 講師 (00631938)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード教育学 / カリキュラム / 教育政策 / ヘルスプロモーション / 教育実践 / 学校と地域の協働 / ウェルビーイング / 国際研究者交流
研究実績の概要

本研究は、フランス、イギリス、ドイツ、オランダ、スイス、カナダのEU等諸国について「学校におけるヘルスプロモーション」(HPS)に関わる教育政策とその実施状況、実験的実践を明らかにするための海外フィールド調査と研究者・実践者交流に取り組んだものである。2017年度の成果は次の通りである。
1) 3年間の調査結果を元に、引き続き、文献調査、及び、フィールド調査(イギリス、2017年5月)を行った。さらに、本研究のレビューを目的として、EUの小国ながらHPSの取り組みに熱心なスロベニアにおける調査(2018年3月)を実施した。
2) 研究成果の公表として、関連学会(日本カリキュラム学会第28回大会、日英教育学会第26回大会、日仏教育学会2017年度研究大会等)において口頭発表を行った。また、これまでの成果を論文化し、関連学会等の研究誌に投稿・発表した。
3) 文献調査やフィールド調査の結果を持ち寄っての報告・検討会として、①最終報告書作成に向けた研究会(2017年6月3日、大阪大学吹田キャンパス)、②最終報告書の合評会としての研究会(2017年10月14日、大阪大学吹田キャンパス)を開催した。
4) 本研究の総括として、最終報告書(242頁)を作成・刊行した(2017年10月)。これは、Ⅰ.研究成果のまとめ:学校におけるヘルスプロモーション、Ⅱ.調査研究の報告:EU諸国等における学校基盤の「包括的健康教育」の展開、Ⅲ.いくつかの争点:日本における健康と学校―議論を深めるために―、Ⅳ.資料編で構成されている。
5) 外国におけるフィールド調査に基づいた国際的な研究交流、研究成果の公開の一環として、日仏会館共催イベント(日仏教育学会主催、日仏薬学会・日仏医学会共催)として、「子ども・若者の健康と幸福~教育・保健・社会の協働~」と題する講演会・トークを行った。

現在までの達成度 (段落)

29年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

29年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額が生じた理由

29年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額の使用計画

29年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (21件)

すべて 2018 2017

すべて 雑誌論文 (11件) (うちオープンアクセス 4件、 査読あり 4件) 学会発表 (9件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 地域と学校の協働による子どものヘルスプロモーションと健康教育に関する考察~スイス・ヴォー州の事例を通して~2018

    • 著者名/発表者名
      堀家香織、赤星まゆみ
    • 雑誌名

      西九州大学子ども学部紀要

      巻: 9 ページ: 7~18

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 現代ドイツにおけるカリキュラム改革―教育の自由はどのように守られているか―2018

    • 著者名/発表者名
      吉田成章
    • 雑誌名

      学校教育実践学研究(広島大学大学院教育学研究科附属教育実践総合センター編)

      巻: 24 ページ: 115~122

  • [雑誌論文] カリフォルニア州アラメダ郡におけるサービス調整チーム(COST)に基づく児童生徒支援システム:学校‐SBHC間連携の先進的モデルとして2018

    • 著者名/発表者名
      帖佐尚人
    • 雑誌名

      アメリカ教育研究

      巻: 28 ページ: 91~109

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 保育におけるカリキュラム・マネジメントの理念と実践について-ドキュメンテーションを用いた子どもの遊びや生活を理解することを通して2018

    • 著者名/発表者名
      高橋洋行、浅井広、児嶋雅典
    • 雑誌名

      松山東雲短期大学研究論集

      巻: 49 ページ: 32~40

  • [雑誌論文] 変化する健康の概念と教育―当事者主体の参加モデルの構築に向けて2018

    • 著者名/発表者名
      山本ベバリーアン
    • 雑誌名

      生産と技術

      巻: 70-1 ページ: 97~102

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 日本の学校教育における健康教育の現状と展望2018

    • 著者名/発表者名
      松本大輔
    • 雑誌名

      西九州大学子ども学部紀要

      巻: 9 ページ: 27~36

    • 査読あり
  • [雑誌論文] フランスにおける子ども・若者の幸福と健康に関する政策動向―2016年11月のアクションプランを中心に―2017

    • 著者名/発表者名
      赤星まゆみ、高橋洋行
    • 雑誌名

      フランス教育学会紀要

      巻: 29 ページ: 65~78

  • [雑誌論文] EU諸国等における学校基盤の包括的健康教育カリキュラムの動向2017

    • 著者名/発表者名
      吉田成章、赤星まゆみ、山本ベバリーアン、高橋洋行
    • 雑誌名

      広島大学大学院教育学研究科紀要 第三部(教育人間科学関連領域)

      巻: 66 ページ: 31~40

    • DOI

      10.15027/44804

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] キャラクターエデュケーションと性教育:英語圏におけるその議論展開と道徳教育及び健康教育への視座2017

    • 著者名/発表者名
      帖佐尚人
    • 雑誌名

      鹿児島国際大学福祉社会学部論集

      巻: 36-1 ページ: 33~42

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 英国における乳幼児期の教育とケア(ECEC)の転型論2017

    • 著者名/発表者名
      石黒 万里子
    • 雑誌名

      日英教育研究フォーラム

      巻: 21 ページ: 71~84

    • DOI

      10.19021/juef.21.0_71

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 学校における働き方改革と部活動指導員の展望2017

    • 著者名/発表者名
      宮古紀宏
    • 雑誌名

      教育制度学研究

      巻: 24 ページ: 182~191

  • [学会発表] 学校・教育委員会を起点とした機関連携2018

    • 著者名/発表者名
      宮古紀宏
    • 学会等名
      「犯罪から子どもを守るための多機関連携のあり方」に関する公開研究会(WIPSS・警察政策研究センター共催)
  • [学会発表] 地域と学校の協働による子どものヘルスプロモーションと健康教育に関する考察~スイス・ヴォー州の事例を通して~2017

    • 著者名/発表者名
      赤星まゆみ、堀家香織
    • 学会等名
      日本比較教育学会
  • [学会発表] 現代ドイツのカリキュラム改革―教育の自由はどのように守られているか―2017

    • 著者名/発表者名
      吉田成章
    • 学会等名
      日本カリキュラム学会
  • [学会発表] ギリスの学校における健康教育の展開ーPSHEの伝統とヘルシースクールアプローチ2017

    • 著者名/発表者名
      青木研作,石黒万里子
    • 学会等名
      日英教育学会
  • [学会発表] フランスにおける「健康の学習道筋(PES)」と学習指導要領(programmes)2017

    • 著者名/発表者名
      赤星まゆみ、高橋洋行
    • 学会等名
      日仏教育学会
  • [学会発表] 保育におけるカリキュラムマネジメントの在り方について-遊びや生活の中で子どもの育ち・学びを理解する手立てとして-2017

    • 著者名/発表者名
      高橋洋行、浅井広、児嶋雅典
    • 学会等名
      日本保育学会
  • [学会発表] フランスとの交流による幼児の異文化理解の検討2017

    • 著者名/発表者名
      大庭三枝
    • 学会等名
      日本保育学会
  • [学会発表] 保育環境における子どもの健康と安全に関する分析-遊びとの関係から-2017

    • 著者名/発表者名
      大庭三枝
    • 学会等名
      日本保育保健学会
  • [学会発表] 完全義務/不完全義務区分からみた道徳の内容項目の問題点:教科道徳の指導内容充実のための一試論2017

    • 著者名/発表者名
      帖佐尚人
    • 学会等名
      日本倫理道徳教育学会
  • [図書] 英国の教育2017

    • 著者名/発表者名
      日英教育学会、青木研作,石黒万里子、他
    • 総ページ数
      293
    • 出版者
      東信堂
    • ISBN
      978-4-7989-1409-1

URL: 

公開日: 2018-12-17  

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