ハノイでは家庭内水処理装置(HWT)により、安全な飲料水へのアクセスが8%~20%改善した。タイのチェンマイでは、逆浸透膜を用いたRO-HWTにより地下水中のフッ素を90%以上除去できた。 ネパールのカトマンズでは、間歇給水(IWS)により約半数の住民が週に6時間以下しか水道を利用できず、水道水の半数が大腸菌に汚染されていたが、HWTにより安全な水の利用率を42%から80%に向上できる。 ジャカルタでアンケート調査を行ったところ、水道水を使用しないゼロ顧客は、沿岸部の地下水の塩水化が進んだ地域では少なく、内陸部の地下水が利用できる地域ではゼロ顧客の割合が高いことがわかった。
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