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2016 年度 研究成果報告書

バイオ炭の導入によるメコンデルタにおける農畜水複合システムの低環境負荷型革新

研究課題

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研究課題/領域番号 26304044
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分海外学術
研究分野 環境農学(含ランドスケープ科学)
研究機関東京農工大学

研究代表者

多羅尾 光徳  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (60282802)

研究分担者 林谷 秀樹  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (30180988)
及川 洋征  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (70323756)
木村 園子ドロテア  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (60397015)
研究協力者 ベリングラート木村 園子ドロテア  フンボルト大学, 教授
Chau Minh Khoi  カントー大学, 農畜産学部, 准教授
Nguyen Khoi Nghia  カントー大学, 農畜産学部, 准教授
Nguyen Van Cong  カントー大学, 自然資源環境科学部, 准教授
Nguyen Hu Chiem  カントー大学, 自然資源環境科学部, 准教授
Tran Sy Nam  カントー大学, 自然資源環境科学部, 講師
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードバイオ炭 / 廃棄物資源化 / 土壌学 / 熱帯農業 / 人畜共通感染症
研究成果の概要

メコンデルタの農業システムの環境負荷を,バイオ炭(BC)を用いて軽減することを目的とした。小規模農家においても実施可能なBC製造技術を開発した。BCを水田に施用した結果,イネの収量に影響を及ぼすことなく,温室効果ガスの放出量が低下した。BCと堆肥を畑地に施用した結果,ダイズの収量が増えた。これは,土壌酵素活性が高まり養分供給が長期にわたって持続するためと考察された。BCを添加した餌を給餌したブタの下痢発症率が著しく低下した。これはBCに病原微生物が吸着するためであることを明らかにした。BCを用いることにより,温室効果ガスの放出を抑制し,農作物の収量を上げ,抗生物質を削減できる可能性が示された。

自由記述の分野

環境微生物学

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公開日: 2018-03-22  

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