研究課題/領域番号 |
26305014
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
小林 隆志 大分大学, 医学部, 教授 (30380520)
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研究分担者 |
濱野 真二郎 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (70294915)
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研究協力者 |
谷内 麻美 バージニア大学, 講師
Haque Rashidul バングラデシュ国際下痢症研究所(icddr, b), 感染症学分野, 部長
Mondal Dinesh バングラデシュ国際下痢症研究所(icddr, b), 感染症学分野, 室長
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | ポストカラアザール皮膚リーシュマニア症 / PKDL / Leishmania donovani / バングラデシュ / ミルテフォシン / Real-time PCR / 乾燥LAMP / 診断法 |
研究成果の概要 |
致命的な内臓型リーシュマニア症(VL)の制圧には、治療による全身症状寛解後に発症する皮膚病変(PKDL)の発症機序を理解し、PKDLを的確に診断・治療することが不可欠である。PKDLのリスクファクターを解明するため、バングラデシュのPKDL患者の調査を行い、VL治療薬別PKDL発症率を解析したが治療薬と発症率に因果関係は認められなかった。しかし、リーシュマニア原虫の Real-Time PCRによる定量的検出に成功し、ミルテフォシンがPKDL皮膚病変内リーシュマニア原虫排除に機能することを経時的、定量的に示した。更に、原虫を高感度で検出する乾燥LAMPの試作に成功し現地での実用性も検証された。
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自由記述の分野 |
寄生虫感染免疫学
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