昨年度までに、本研究課題の主要な試験研究は終了した。今年度は、これまで行なってきた研究の取りまとめと論文執筆に必要な、補足実験、および本研究課題で行われた実験データを使用した論文執筆を行なった。具体的な試験研究項目は、論文執筆の際に必要となったマウスマクロファージ細胞を用いた追実験と、昨年度より継続している養殖魚場で継続して行なっている試験魚の経時観察である。また執筆した論文の内容は、カイコ由来免疫不活化多糖シルクロースBMの単離精製とシルクロースBMのバナメイエビに対する耐病性付与に関する研究である。本論文はオープンアクセスの国際誌である”Scientific Report”に投稿し、受理された。
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