新しい生物科学的概念である「代謝インプリンティング」研究シーズとして、世界に類のない脂肪交雑能力を持つ黒毛和牛と日本の豊富な植物資源を高度に活用した循環かつ環境保全型で安心・安全を提供できる新規牛肉生産パッケージを開発した。代謝インプリンティング研究では、分子レベルでのメカニズムの一端を解明した。このパッケージには、社会問題である耕作放棄地の活用、それらの環境経済的評価、放牧牛へ遠隔自動給餌するICT管理システムおよびダイレクトマーケットの構築を含んだ。牧草赤身肉マーケティングについては放牧牛肉の消費に関してWebアンケートを実施し、安全・健康志向によりポテンシャルが高まりを確認した。
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