木幅計算の実用的なアルゴリズム開発において、著しい成果を挙げた。木幅厳密計算に対する動的計画法を、正例駆動というモードで実行することにより、主に理論的な意味のみを持つと考えられていたあるとリズムに実用的な価値を持たせることができることを示した。Arnborgらの古典的なアルゴリズムおよびBouchitteとTodincaの動的計画法アルゴリズムを正例駆動化しアルゴリズムの実装コンテストでPACE厳密木幅計算部門で1位および2位を獲得し、またこの成果によってEuropean Symposium on Algorithms 2017 Track B における最優秀論文賞を受賞した。
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