研究課題
基盤研究(C)
行動計量分析において、モデルにおけるパラメータの推定量の漸近的性質を明らかにした。特に能力検査における項目反応理論(item response theory, IRT)について典型的なモデルである3パラメータロジスティックモデルに関して、項目パラメータと能力パラメータを扱った。また、一般的な統計理論として漸近平均2乗誤差を最小化する最尤推定量の漸近バイアス調整の方法を導出した。これらはIRTの場合にも応用された。
統計科学