研究課題
基盤研究(C)
画像を,写っている物体など意味のある単位に分割する画像分割処理において,ガウス過程を利用することで大幅な精度の向上を実現した.ガウス過程は,画像における空間相関をモデル化するのに利用する.従来法は,このためにマルコフランダム場(MRF)を用いるが,ガウス過程は,MRFに比べ空間相関を直接的に多様な形で指定ができる点や,画像の解像度に影響されない空間相関の表現が可能である点などで優れていると考えられる.
パターン認識