ストリームデータ処理の主要演算として集約演算と結合演算を対象とし,それらを実行するための専用ハードウェアを設計し,FPGAに実装した.また,ユーザがビッグデータ処理アプリケーションで使用するクエリプランをSQLで入力し,FPGAで実行するためのハードウェア構成情報を出力するクエリコンパイラと,ネットワーク結合した複数のFPGA搭載ホスト計算機を活用するためのシステムソフトウェアを試作した. FPGAボードを搭載する4ノード計算システムを用いた実験の結果,ウィンドウサイズ4096タプル/ノードの場合,ソフトウェアに比べて約9.2倍の結合演算スループット,58.8倍の電力当たり性能を達成した.
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