研究課題
基盤研究(C)
本研究では、将来のマルチプロセッサによる高性能システムの高信頼度化を実現するための研究を進めた。そのようなシステムでは、その温度上昇、経年劣化を避けるために低電圧での駆動が要求される。しかしながら、低電圧でのシステムの駆動は回路の動作による電流の増減が電源電圧に与える変動が大きくなってしまう。電源電圧の低下により、システムが正常に動作しなくなる可能性がある。そこで、システムで消費される電流の変化を制約として与え、電流変化が制約を超えない範囲で、性能をできるだけ低下させずに動作する機構を提案した
集積システム設計学