研究課題
基盤研究(C)
高信頼ソフトウェアの開発は,安心・安全な社会を実現する上で必要不可欠である。本研究では,抽象的な要求仕様から分散システムを構成するモジュールの振る舞いモデルを自動合成する問題に取り組んだ。非循環関係の再合成可能な分割という新たな概念を導入し,パレート効率な状態機械を合成するアルゴリズムを開発した。また,提案手法をUMLモデリングツールのプラグインとしてソフトウェア実装した。提案手法はモデルの理解しやすさの点で既存手法より優れていた。
分散システム