研究課題
基盤研究(C)
連成計算や大規模な数値計算ではファイルの移動やマージなどのI/Oが多く占められており大きなボトルネックになっている。この問題を解決するために、ファイルI/Oを介さずプロセス間同士が直接通信するスキームを研究開発した。具体的には(1)通信スキームの要素技術を洗い出し、C言語の stdio の要領で通信を可能にする NSTDIO を研究開発した。(2)次に、基盤センター間でジョブの連携を行うなどの多拠点間連携をユーザー権限のみで実現するフレームワークである EGCPOPS を研究開発した。(3)最後に、これらのフレームワークが稼働するために必要な不確定要素対応機構SRXの概念設計を行った。
情報学