標的型メール攻撃があった場合に、運用管理者に適切にガイドしたり半自動運転したりすることを可能とするLIFT(Live and Intelligent Network Forensic Technologies)システムの基本方式を確立した。 この方式は、AI技術の1つであるルールベースシステムとベイジアンネットワークなどを利用し、徴候ー事象―対策の関係を記述し、徴候群から事象と対策を明確にする。C#を用い約2000ステップのLIFTシステムのプロトプログラムを開発。 プロトプログラムによる評価実験を行い過去に起きたのと類似の事象について6件中6件正しく発見できることを示し、基本的有効性を確認した。
|