大きな膜タンパク質と小さな膜タンパク質のドッキングインターフェースを見つけるためのプログラムモジュールの開発を実施した。直接の目的としては膜タンパク質であるγ切断酵素とアミロイド前駆体タンパク質(APP)のドッキングインターフェースを見つけるために作成した。 ①当初の次善策であるNAMDを用いたモジュールを作成した。現在、その公開も考えている。②ターゲットとなるγ切断酵素のシミュレーションを実施し、変異によりそのタンパク質の運動に大きな違いが生じる事がわかった。③作成したプログラムモジュールをγ切断酵素とAPPのドッキングシミュレーションに使用した。現在、詳細な解析を実施中である。
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