児童生徒のスマホ・SNS利用の実態やどのようなネットワークコミュニケーションの感覚を持っているかについて調査した。その結果を踏まえ、各種の情報モラル指導用教材を開発した。その主要なものが、授業用途で用いる仮想SNSであり、1時限の授業の中で、ネットワークコミュニケーションを実際に体験しながら、情報モラルの指導をおこなうことを目的とした。仮想SNSには、匿名性によるグループトーク機能や指導教員から悪意あるメッセージを送信して児童生徒らの反応を試す機能等を搭載した。(児童生徒用情報モラル指導用教材・仮想SNS等の提供先:www.wakayama-u.ac.jp/~toyoda/mrl2/)
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