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2016 年度 研究成果報告書

琵琶湖底質フミン物質の化学特性と湖水底質間における物質循環の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26340004
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 環境動態解析
研究機関京都工芸繊維大学

研究代表者

布施 泰朗  京都工芸繊維大学, 環境科学センター, 助教 (90303932)

連携研究者 柄谷 肇  京都工芸繊維大学, 分子化学系, 教授 (10169659)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード琵琶湖 / 底質 / 難分解性有機物 / 熱分解GC/MS / 腐植物質 / シミュレーション実験
研究成果の概要

近年、琵琶湖など閉鎖性水域では、難分解性有機物の増加による生態系への影響が懸念されている。また、地球温暖化の影響により、琵琶湖など水深の深い湖では成層期の長期が発生し、湖底の低酸素化が頻発している。本研究では、琵琶湖の湖底底質と湖水間を含めた物質循環を明らかにすることを目的とし、底質コアを用いた湖底環境シミュレーション実験を行い、直上水及び間隙水中の化学成分の動態について検討した。また、底質に含まれる主な有機化学成分である腐植物質(フミン酸)の化学特性解析法を開発し、不溶性成分の解析も行った。その結果、底質中において水溶性のフルボ酸様物質が生成され、間隙水を介して湖水に溶出することがわかった。

自由記述の分野

環境化学、陸水学、分析化学

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公開日: 2018-03-22  

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