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2016 年度 研究成果報告書

北方河川流出量は海氷減少に影響している

研究課題

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研究課題/領域番号 26340018
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 環境動態解析
研究機関国立研究開発法人海洋研究開発機構

研究代表者

朴 昊澤  国立研究開発法人海洋研究開発機構, 北極環境変動総合研究センター, 主任研究員 (10647663)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード北極の海氷減少 / 河川流出量 / 河川水の熱フラックス / 数値モデル
研究成果の概要

本研究は、北極海に流入する河川流出量と熱フラックス、及び海氷減少に及ぼすその影響を評価することを目的とする。今まで海氷減少に影響する因子として河川流出量に関する視点がない。観測データと数値モデルを統合して、流出量と熱フラックスの輸送量を定量的に評価し、流出量と海氷減少の関係を調べた。北極河川の水温が上昇しており、北極海に流入する河川水の熱フラックスも増加傾向にあった。その熱フラックスは、北極海の沿岸域において夏の海水温を1-5℃上昇させ、また海氷減少に対して10-20%の寄与率を示した。特に、春季において海氷減少に対する河川水の熱フラックスの影響が顕著であった。

自由記述の分野

北極環境学

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公開日: 2018-03-22  

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