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2016 年度 研究成果報告書

職業性肝内胆管がんの発症機構の解明と原因物質を検出するための動物モデルの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26340042
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 放射線・化学物質影響科学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

鰐渕 英機  大阪市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (90220970)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード1,2-ジクロロプロパン / 動物実験モデル / 発がん性 / 二段階発がん
研究成果の概要

本研究は、職業性胆管がんの原因物質のひとつとされている1,2-ジクロロプロパン(1,2-DCP)およびジクロロメタン(DCM)について動物実験モデルを用いて種々の検討を行った。その結果、1,2-DCPおよびDCMの単独曝露での動物試験において、マウスおよびハムスターで胆管発がん性はみとめられなかった。しかし、1,2-DCPおよびDCMの複合的な曝露は、1,2-DCP単独曝露と比較してより強い肝発がん性があることが明らかとなった。また、その腫瘍発生・増悪メカニズムとして、細胞増殖関連因子の発現亢進により、多岐にわたるシグナル経路が活性化されることが示唆された。

自由記述の分野

実験病理学

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公開日: 2018-03-22  

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