• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

PCBの血中甲状腺ホルモン濃度低下作用発現に関する新規メカニズムの実体解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26340043
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 放射線・化学物質影響科学
研究機関徳島文理大学

研究代表者

加藤 善久  徳島文理大学, 薬学部, 教授 (90161132)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード甲状腺ホルモン撹乱 / サイロキシン / PCB / 肝臓 / トランスポーター
研究成果の概要

本研究では、新たに提唱した血中サイロキシン(T4)濃度低下作用メカニズムの本質となるT4の肝臓への蓄積メカニズムを解析し、ラットにおいてpolychlorinated biphenyl (PCB)による肝実質細胞へのT4の取り込み量の増加には、肝臓のT4のトランスポーター、LAT1およびOatp2の mRNAの発現量の増加が、また肝臓からT4の抱合体の排出には、Mrp3 mRNAの発現量の増加が関与している可能性を示唆した。今後、ヒトを含む多くの動物種のPCBによる血中甲状腺ホルモン濃度の低下作用発現メカニズムを解明するために、さらに研究する必要がある。

自由記述の分野

薬物の体内動態と薬効・毒性発現メカニズムの解明

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi