研究課題
基盤研究(C)
焼却灰主体の廃棄物最終処分場において課題となる高pH浸出水を,大気中二酸化炭素を用いて中和する低エネルギー・低コストの技術について,実験的に検討した。浸出水集排水管近傍を想定した機構を考え,条件により浸出水pHを10.5から8.6まで低下できることを確認した。また,各種条件下での二酸化炭素吸収速度も概算できた。得られた結果より,今後実用化レベルへ向けた検討を行う。
廃棄物工学,衛生工学