日本のテキスタイル産業の再生と国際的競争力の獲得には、生産現場である工場の自立したモノづくりが必要とされる。本研究は、その実現に不可欠な、新たな価値創造をもって生産を実現するデザイナー、「テキスタイルモデリスト」の育成に向けた研究である。この新しいタイプのデザイナー育成を目的とした具体的な教育プログラムを開発・試行しながら、実験的な教育モデルを構築した。また、教材・テキストとしての実践的な機能を持ち、さらにテキスタイル業界において新たに創造的なマッチングを誘発するための教材である、『Textile Manufacturing Guides』プロトタイプに必要なコンテンツを抽出した。
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