研究は、地域の伝統工芸と技術の継承、さらにはそれらに関連した産業の振興と活性化を目的とした活動を主体としている。研究は、代表者・分担者・企業・行政・学生らが協働し、企業に対しては内的活性化を、学生に対しては実践的デザイン教育を実施した。成果は福岡中心部の商業ビルで発表し、多くのマスコミの取材・報道を通して伝統や地場産業の伝播につながった。 研究結果から、高い教育効果が認められ、2016年、芸術学部に、社会に役立つ情報デザイナー、ブランディングプランナー、デザインプロデューサーなどを育成する「地域ブランド企画専攻」「情報デザイン専攻」で構成される「ソーシャルデザイン学科」が設置された。
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