研究課題/領域番号 |
26350031
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研究機関 | 崇城大学 |
研究代表者 |
古賀 元也 崇城大学, 工学部, 助教 (30635628)
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研究分担者 |
和泉 信生 崇城大学, 情報学部, 助教 (60553584)
松原 誠仁 熊本保健科学大学, 保健科学部, 講師 (60515782)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 身障者支援システム / 自走式車いす / 車いすナビゲーション・システム / 福祉のまちづくり / 先進事例調査 |
研究実績の概要 |
平成28年度は研究最終年度として,研究開発を進めてきた身障者支援システム(車いす使用者のまちなか回遊を支援する車いすナビゲーション機能とまちなかのバリアフリー整備を検討する整備案検討支援機能で構成)のプログラムの整理(プロトタイプモデル:筋力負担率による疲れにくいと思われるルート探索,詳細モデル:ルート探索の精度の向上,広域モデル:汎用性と高めることを目的に車いす使用者の通り評価に基づくルート探索),3年に渡り実施してきた車いす使用者が参加する福祉のまちづくりワークショップで議論したシステムの評価を整理し,研究成果をまとめ,システムの有用性と今後の課題を明らかにし,システムの実用化に向けたプロセスを立案した。そして,これまでの成果を国際会議等で発表した。 加えて,本プロジェクトの国際展開として,申請者がコペンハーゲン大学に客員研究員として(デンマーク),①身障者支援の先進事例調査として自治体(オーフス市,ラナス市,コペンハーゲン市,クーエ市,オーデンセ市),民間支援団体・研究所等(デンマーク・ハンディキャップ協会,グッドアクセス,国立建築物研究所,コムブロット)にヒアリング調査を実施し,身障者支援のマスタープラン(ハンディキャッププラン)の立案プロセスの実態を明らかにした。また,②コペンハーゲンの中心市街地をフィールドとした身障者支援システムの開発に向けた基礎調査を実施した。そして対象となる約500の通りについてGIS(地理情報システム)上に整理,リンクとノードを設定し,データを整備した。デンマークにおける研究プロジェクトは平成29年度,科研費国際共同加速基金(国際強化)において引き続き取り組む。
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