研究課題
基盤研究(C)
本研究では、20世紀前半のデザイン・工芸をめぐる日本と東アジア(中国、台湾、韓国)における交流の軌跡を追跡し、日本という枠組みを超えた東アジアデザイン史の構築の可能性を探った。日本が東アジア圏へと版図を拡大した20世紀前半、日本という枠組みを超えて行われた調査、発掘、展覧会、博覧会、教育機関など(具体的には、古陶磁の研究と収集、満鉄の中央試験所、楽浪遺跡などの発掘、朝鮮博覧会、台湾博覧会、朝鮮美術展、北京生活学校などを取り上げた)を通じて行われたヒトとモノの交流について追跡した。
工芸史、デザイン史