(1)教室内の熱・光・空気環境が教室の配置や方位及び階数により異なることを新潟県や東京都内の学校での実測調査で明らかにした。児童が学習に集中できる冷房時の室温は26℃であることを把握した。学習効率と最も関連する指標は集中度で、学習効率の検討方法は数独が適当である。 (2)学校教員養成課程の学生や現役の教師を対象に、校舎や家庭科の物品を活用した体感型の実験方法を提案して教育実践した結果、理解度の向上等の有効性を確認した。さらに、原理や体感型授業をまとめた教材を作成して教員の意見を踏まえて改良して、新潟市と長岡市の中高校の家庭科の教師に送付した。
|