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2016 年度 研究成果報告書

調理加工における新食材としての野菜ゲルの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26350090
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 食生活学
研究機関お茶の水女子大学

研究代表者

香西 みどり  お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (10262354)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード野菜ゲル / ジェランガム / 調味液加熱 / 冷凍耐性 / 凍結乾燥耐性
研究成果の概要

本研究では野菜ピューレと耐熱性ゲル化剤を組み合わせて加熱調理できる野菜ゲルの調製条件を確立し、種々の野菜にも適用できた。野菜としてニンジンを試料として詳細を検討し、調味液加熱では食塩濃度が1%以上必要であった。加熱温度を95℃にすると加熱による亀裂が抑制された。加熱によりゲル構造が疎になるが、1%食塩水溶液加熱で傾向が強くなった。ニンジンゲルの冷凍耐性はジェランガムゲルより優れており、凍結乾燥耐性も高く、保存性の高い状態になった。本研究により調味液中で加熱可能な野菜ゲルの調製が可能であり、さらに冷凍耐性および凍結乾燥耐性があって保存も可能であり、調理加工への応用可能性が示唆された。

自由記述の分野

調理科学

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公開日: 2018-03-22  

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