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2016 年度 研究成果報告書

不飽和脂肪酸摂取によるうつ病の予防と改善-オリゴデンドロサイトの新生・分化の促進

研究課題

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研究課題/領域番号 26350120
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 食生活学
研究機関城西大学 (2015-2016)
島根大学 (2014)

研究代表者

片倉 賢紀  城西大学, 薬学部, 准教授 (40383179)

研究協力者 奥井 俊之  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード多価不飽和脂肪酸 / 精神疾患 / 脂質栄養
研究成果の概要

本研究では不飽和脂肪酸の摂取によるうつ病の予防と治療の可能性を検証した。うつ病患者の脳内では多価不飽和脂肪酸量が低下していることやオリゴデンドロサイトが欠落しているという報告がある。本研究では、オリゴデンドロサイトに着目し、不飽和脂肪酸がオリゴデンドロサイトの分化に与える影響を検討した。また、ヒトの赤血球膜脂肪酸とうつ症状との関連を検討した。オリゴデンドロサイト前駆細胞の成熟は多価不飽和脂肪酸により濃度依存的に促進された。ストレス負荷ラットに多価不飽和脂肪酸を投与すると、ストレスが軽減された。以上のことから、不飽和脂肪酸の摂取は、うつ病の重症化を予防する効果が認められた。

自由記述の分野

脂質栄養学

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公開日: 2018-03-22  

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