研究課題
基盤研究(C)
本研究では、発癌予防効果を有する食品成分に備わる共通の新機能として、“熱ショック蛋白質発現調節による発癌抑制機能”の詳細を明らかにした。1つ目は、レスベラトロールやカプサイシンが、Hsp90に対する著明な発現低下作用を介して癌細胞分裂を停止させ癌細胞増殖抑制作用を発揮している事、2つ目は、クルクミンやヘスペレチンが、Hsp70 もしくわ14-3-3蛋白質に対する発現低下作用を介して癌細胞死を誘導し癌細胞増殖抑制作用を発揮している事の発見が挙げられる。
病態栄養学