研究課題/領域番号 |
26350129
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
上村 尚美 日本医科大学, 先端医学研究所, 准教授 (60283800)
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連携研究者 |
太田 成男 日本医科大学, 大学院医学研究科, 准授 (00125832)
ウォルフ アレクサンダー 日本医科大学, 先端医学研究所, 講師 (20434136)
井内 勝哉 日本医科大学, 先端医学研究所, 助教 (40553847)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 酸化ストレス / 糖尿病 / 抗酸化剤 |
研究成果の概要 |
糖尿病モデルマウスにおいて、水素分子の長期投与により糖尿病や肥満が改善し、糖尿病や肥満の抑制因子であるFGF21の遺伝子発現が肝臓で増加することをこれまでの研究で報告した。本研究では、水素分子の投与期間を短くして効果が現れるより前の段階において遺伝子発現の変化をマイクロアレイにより網羅的解析を行い、水素分子による遺伝子発現誘導のメカニズムを解析した。その結果、水素分子は、PGC-1αの遺伝子発現を誘導することによってFGF21、脂肪酸、およびステロイド代謝関連遺伝子の発現調節をしているPPARαパスウェイを活性化し、糖尿病や肥満の改善につながる効果を発揮することが明らかとなった。
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自由記述の分野 |
細胞生物学
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