研究課題
基盤研究(C)
次世代シークエンサーによる腸内細菌叢の種レベルの測定データを栄養疫学研究に適用できることを確認した後、前立腺や乳房のがんの一次予防に役立てるため、大豆イソフラボンであるダイゼインをエコールに代謝する腸内細菌の四季毎の保菌率と、その季節変動を明らかにした。肥満予防による健康長寿では、内臓脂肪面積とBMIに対する緑茶摂取の関連には、季節変動があり、かつ、時間栄養学的な影響もあることを明らかにした。今後、がん検診や健康診断時で、腸内細菌叢の測定や、緑茶摂取の勧奨の有用性を評価していきたい。
栄養疫学