豆乳の乳酸菌発酵ろ液PS-B1の発毛促進効果について調べるため、背毛を除去した4週齢のC57BL/6雄性マウス(n=10)に対して、PS-B1(5%、15%、30%)、PBS(30%)、豆乳(30%)をそれぞれ含む20% EtOH溶液を塗布液として調製し、50μLを背部に1日1回全てのマウスの発毛が完了するまでの長期(8か月間)に渡り塗布を行った。塗布部の画像解析の結果、PS-B1は発毛個体出現及び発毛面積の増加に至る期間の短縮化において顕著な効果を示すことが明らかになった。さらに、PS-B1刺激した培養毛乳頭細胞のPCR分析の結果、毛髪関連遺伝子FGF-2及びKGFの発現増加が見出された。
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