指先から、拍動に伴う血液量の増減をUSBカメラで検出し、脈波として表示し、数値化するシステムを開発した。得られる脈波が生体情報を反映するデータであることを検証した。 開発したソフトウェアが出力する数値データ処理を表計算で、ピーク検出、再サンプリング、フーリエ変換する教材、および各種処理を自動化するProcessingによるソフトウェアを開発した。2ms間隔での脈波装置を作成して、揺らぎと自律神経機能の関連を検証した。呼吸数検出器を作成し、呼吸数変動との関連を調査した。脈波が生体情報とし有効な意味を持つ観察量であることを検証した。教材を用いて、8回の実践授業を実施した。
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