天文教育のため、小中学生を対象とする公開講座としての「天体観測会―君も未来のガリレオだ!―」を12回開催した。望遠鏡操作係を担当する補助学生はこれらの公開講座により相互教育されている。学生はまた食連星や太陽系外惑星の観測に取り組んだ。2015年12月、我々は東天体観測室の天体望遠鏡システムを更新した。新システムには赤道儀と口径35cm ACF鏡筒が装備されている。この赤道儀のスターロックシステムは、イメージングセンサーで対象を捉え、露光中に正確なオートガイドを実行する。また、我々は食連星(おとめ座HW星)の測光解析も行った。
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